after-the-death-of-shoriki_117 ← 前へ 次へ → 正力松太郎の死の後にくるもの p.214-215 小林側にしてみても、務台と覇を競うべき、何の必然もないのである。務台を排してまでも、社長の地位につかねばならぬ年齢と健康ではない。まして、新社屋建設の資金、二百億の金繰りなどは、務台を措いて、誰になし得よう。