平成3年11月26日」タグアーカイブ

読売梁山泊の記者たち 見返しに挟み込み あいさつ状

読売梁山泊の記者たち 見返しに挟み込み あいさつ状01
読売梁山泊の記者たち 見返しに挟み込み あいさつ状01
読売梁山泊の記者たち 見返しに挟み込み あいさつ状02
読売梁山泊の記者たち 見返しに挟み込み あいさつ状02
読売梁山泊の記者たち (見返しに挟み込み) あいさつ状03 正論新聞25周年パーティに合わせて本書を発行し、来訪者へのおみやげのひとつとして贈呈したことがわかる。文中でふれている縮刷版刊行と35周年(没年の前年に当たる)パーティは実現しなかった。
読売梁山泊の記者たち (見返しに挟み込み) あいさつ状03 正論新聞25周年パーティに合わせて本書を発行し、来訪者へのおみやげのひとつとして贈呈したことがわかる。文中でふれている縮刷版刊行と35周年(没年の前年に当たる)パーティは実現しなかった。

(見返し挟み込み あいさつ状)

本日は、ご多忙中にもかかわらず、「正論新聞の二十五年を祝う会」に、ご臨席を賜りまして、誠にありがとうございました。

厚く御礼を申しあげます。

いかがでございましたでしょうか。パーティーは、お愉しみいただけましたでしょうか。

同封にて『読売・梁山泊の記者たち』(正論新聞連載「原四郎の時代」改題)(紀尾井書房刊)を、お届けいたします。

年寄りの繰り言、などとおっしゃらずに、温故知新のお気持で、この新聞の変革期に際して、心新たにお目通しいただければ、幸甚と存じます。

また、正論新聞(第六〇七号)も添えました。明年には、創刊号以来の縮刷版を刊行いたす計画でございます。

いずれにせよ、新世紀になります十年後には、今日にひきつづき「三十五年を祝う会」で、みなさまのお元気なお顔に接する喜びをご一緒したいと願っております。

本日は、ほんとうにありがとうございました。

平成三年十一月二十六日

発起人一同

三田 和夫

読売梁山泊の記者たち p.002-003 献詞 三田和夫

読売梁山泊の記者たち p.002-003 献詞 平成三年十一月二十六日 三田和夫
読売梁山泊の記者たち p.002-003 献詞 平成三年十一月二十六日 三田和夫

献詞

平成三年十一月二十六日  三田和夫

もう、半世紀にもなろうという、昔、
昭和十八年十月一日。
大観の富士山が飾られた社長室。
正力松太郎社長から、親しく辞令を受け、
私の人生が、決定づけられました。

そして、戦後の二十年代、
「社会部の読売」という名声が、
朝・毎時代から、朝・毎・読の時代へ。
さらに、朝・読の時代を経て、
一千万部の読売新聞が、築かれました。

それも、これも、
販売の務臺光雄、紙面の原四郎という、
二人の巨人が、
大巨人・正力松太郎の衣鉢を継いだから、
だと思います——。
然るに、噫…、
お三方ともに、
すでに、幽明、境を異にされました。
ここに、本書をもって、
先哲の事蹟を明らかにし、
鎮魂の詞(ことば)といたします。