1面」タグアーカイブ

正論新聞 第9号 昭和42年10月1日(第1号流用)

正論新聞 第9号 昭和42年10月1日 1面 (第1号流用)
正論新聞 第9号 昭和42年10月1日 1面 (第1号流用)
正論新聞 第9号 昭和42年10月1日 2面 (第1号流用)
正論新聞 第9号 昭和42年10月1日 2面 (第1号流用)

▶第九号(42・10・1付)(第1号流用)

一面「葉たばこ輸入にも〝黒い霧〟」 〝公社OB会社が独占〟 この現状を打破できないか ◆三人だけの住宅商社=問題の七社を尋ねて

二面「防衛庁が機密防衛作戦」 火をつけた三矢・怪文書事件 ◆〝黒い霧〟周辺の人言行録

正論新聞 第10号 昭和42年10月11日(第2号流用)

正論新聞 第10号 昭和42年10月11日 1面 (第2号流用)
正論新聞 第10号 昭和42年10月11日 1面 (第2号流用)
正論新聞 第10号 昭和42年10月11日 2面 (第2号流用)
正論新聞 第10号 昭和42年10月11日 2面 (第2号流用)

▶第一〇号(42・10・11付)(第2号流用)

一面「かかる議員に一票を与えしは誰か」 松葉会と深い重政議員 ◆ある国際売春事件

二面「警察と民衆」 受難続きのホステス ◆「誤報論」①

正論新聞 第11号 昭和42年10月21日(第3号流用)

正論新聞 第11号 昭和42年10月21日 1面 (第3号流用)
正論新聞 第11号 昭和42年10月21日 1面 (第3号流用)
正論新聞 第11号 昭和42年10月21日 2面 (第3号流用)
正論新聞 第11号 昭和42年10月21日 2面 (第3号流用)

▶第一一号(42・10・21付)(第3号流用)

一面「われわれの税金は誰が使ったのか!」 談合・政治家暗躍の場 ◆デヴィさん入籍に疑惑

二面「辻政信氏の陰の演出者・〝五重スパイ〟と呼ばれた朝枝繁春氏」 利権は追わぬ〝黒幕〟 ◆「誤報論」➁

正論新聞 第8号 昭和42年9月21日 1面

正論新聞 第8号 昭和42年9月21日 1面
正論新聞 第8号 昭和42年9月21日 1面

▶第八号(42・9・21付)

一面「はっきりしようぜ、社会党」 田中議員—保守党議員顔負け、マンション貸す〝事業家〟 山口議員—的外れ〝変節〟の非難「私も変わったが党も変わった」 ◆「誤報論」⑥

正論新聞 第7号 昭和42年9月1日・11日合併号 1面

正論新聞 第7号 昭和42年9月1日・11日合併号 1面
正論新聞 第7号 昭和42年9月1日・11日合併号 1面

▶第七号(42・9・1/11合併号)

一面「家庭にしつけをとりもどそう」 焼殺事件・これが真相 ◆「若者は退歩している」会田雄次

正論新聞 第5号 昭和42年8月11日 1面

正論新聞 第5号 昭和42年8月11日 1面
正論新聞 第5号 昭和42年8月11日 1面

▶第五号(42・8・11付)

一面「中央観光・疑獄事件に発展か」 二億円以上が蒸発 〝黒い噂〟札つきの顔ぶれ ◆「誤報論」④ ◆〈女ひとり〉安藤りかさん

正論新聞 第4号 昭和42年8月1日 1面

正論新聞 第4号 昭和42年8月1日 1面
正論新聞 第4号 昭和42年8月1日 1面

▶第四号(42・8・1付)

一面「日本人にとって祖国とは何か」 内河事件に冷たい政府・野党 ◆真実を探る番組「シネマ・ベリティ」 ◆〈女ひとり〉重山規子さん

正論新聞 第1号 昭和42年1月1日 1面

正論新聞 第1号 昭和42年1月1日 1面
正論新聞 第1号 昭和42年1月1日 1面

▶第一号(42・1・1付)

一面「葉たばこ輸入にも〝黒い霧〟」 〝公社OB会社が独占〟 この現状を打破できないか ◆三人だけの住宅商社=問題の七社を尋ねて

正論新聞・創刊号 昭和42年元旦号 1面

正論新聞 創刊号 昭和42年元旦号 昭和42年(1967)1月1日 1面 風林火山 葉たばこ輸入にも〝黒い霧〟 詐欺常習者にいつもの顔ぶれ 水野繫彦 児玉誉士夫 吹原弘宣 森脇将光 大橋富重 森清 永田雅一 川島正次郎 山口喜久一郎 桜内義雄 田中角栄
正論新聞 創刊号 昭和42年元旦号 昭和42年(1967)1月1日 1面 風林火山 葉たばこ輸入にも〝黒い霧〟 詐欺常習者にいつもの顔ぶれ 水野繫彦 児玉誉士夫 吹原弘宣 森脇将光 大橋富重 森清 永田雅一 川島正次郎 山口喜久一郎 桜内義雄 田中角栄
正論新聞 創刊号 昭和42年元旦号 昭和42年(1967)1月1日 題号
正論新聞 創刊号 昭和42年元旦号 昭和42年(1967)1月1日 題号
正論新聞 創刊号 昭和42年元旦号 昭和42年(1967)1月1日 コラム・風林火山
正論新聞 創刊号 昭和42年元旦号 昭和42年(1967)1月1日 コラム・風林火山

正論新聞・創刊号・風林火山

戦後のある時期に、バクロ・ジャーナリズムが、横行したことがあった。

「真相」という、反保守の雑誌が、保守系の代議士連中を、それこそナデ斬りにして、はじめのうちは、ヤンヤの喝采を博したものだった。が、やがて、その下品さがひんしゅくを買うにいたり、しかも、タネ切れでウソが多くなり、数十名の代議士の告訴で潰えさった。

また、すでに故人となったある参院議員のケースがある。

占領下の、引揚問題が重大な時、留守家族の支持で当選してきた彼の名は、毎日の新聞に大きく出ない日はなかった。その彼に女性関係のスキャンダルがあったらしい。

「青年新聞」という、革新系の新聞が、それを綿密に取材してきて、その記事を二十万円で買い取れというのに、参院議員は、自信に満ちて一蹴した。

新聞側は、「かかる議員にふたたび議席を与えるな」と、大見出しをつけ、八人の女の写真入り新聞を、その選挙区にバラまいたものである。

次の選挙で、婦人票の多い彼が、落選したのはいうまでもない。彼は不遇のうちに死んだ。

記者はいま、この創刊号の原稿をまとめながら、改めて、バクロ・ジャーナリズムということを考えてみる。

私利私慾が、私利私慾に分け前を強要するのに、活字という武器を使う——これが、バクロ・ジャーナリズムの姿である。

だが、今の時代ほど、本当の意味で、バクロを必要とする時代は、ないのではないか。

本物の味、本物の心。すべてに、本物の値打ちが認められない時代だからこそ、本物、つまり、ホントのことを、「知る権利」を持つ人々に、新聞人として「知らせる義務」がある。

刑訴法も刑法も知らず、〝エンピツ女郎〟が記事を書く。これが怪文書であり、バクロ・ジャーナリストだ。彼の人柄そのままに、下品で、尊大で、無恥で、無知だ。

記者は、読売社会部十五年のうちに、新聞人と自称できる、勇気と自信を与えられた。新聞が公器なればこそ、この〝育ての恩〟は、社会と次の世代に報ずべきである。

斬奸とか、筆誅とかリキむまい。あえて掲げよう。純正バクロ・ジャーナリズムの旗を!