雑誌『キング』p.116上段 幻兵団の全貌 進んでスパイに

雑誌『キング』昭和25年5月号 p.116 上段
雑誌『キング』昭和25年5月号 p.116 上段

と同じような奴がよく分かり、二千名中七、八十名はいたようだった。目立たぬようにするため、本部、炊事、理髪、うまやなどの勤務者がスパイにえらばれ、呼び出しは毎月末で、他の連中は毎回五〇—七〇ルーブルほどもらっていたらしい。憲兵などの前職者で、自己保身のため進んでスパイになり、使われるだけ使われて、結局は、同胞を売ったあげくに、自分も帰れない